Jedit X Rev.2.21 アップデート

アートマン弐壱 が、Mac OS X 用テキストエディタ Jedit X の最新版「 Jedit X Rev.2.21 」の配布を開始していました。Rev.2.21 では20の仕様改良と4つのバグの修正がなされているようです。

Rev.2.21 (2010.05.25)

検索
・検索パネルを上下左右にリサイズできるようにした。またデザインの見直しを行った。
・検索フィールド、置換フィールドで入力補完が動作するようにした。
・ボタン「すべて検索」「すべて置換」のタイトルをモードに応じてより詳しく表示するようにした。
・「逆方向への検索」チェックボックスの状態は、メニュー「検索」の「次を検索」「前を検索」の動作には影響を与えないようにした。
・検索パネルと検索結果置換パネルの検索/置換文字列の同期をさらに改良した。
・エンコーディング互換性チェックで検索結果リストを表示したとき、置換パネルの検索文字列フィールドに非互換文字が自動的にセットされるようにした。

メニュー
・ツールメニュー に「Unicode 正規化 > 合成/分解」をサポートした。
・Unicode 正規化のアップルスクリプトコマンド normalizeUnicode をサポートした。
・文字色にショートカットを割り当てられるように、メニュー「書式>フォント>文字色」を階層メニュー化し16色の文字色をメニューから直接指定できるようにした。
・マーカーペンにショートカットを割り当てられるように、メニュー「書式>フォント>文字背景色」を階層メニュー化しマーカーペンの各色を選べるようにした。

ツールバー
・ツールバー「マーカペン」「カラーメニュー」「ブラウザで表示」「文書幅」「スマートインデックス」のアイコンを見直し大小を変更できるようにした。

入力補完
・環境設定「補完」にオプション「キャレット位置以降の文字列を含めて補完する」を設け、そのオン/オフをできるようにした。
・インライン補完でないときは、マウスカーソルで別の場所へ移動したときは補完がキャンセルされるようにした。

どこでも Jedit
・どこでも Jedit で開いた編集ウインドウを閉じるときの「書き戻すかどうか」のアラートで、ショートカット cmd+D [書き戻さない] が動作するようにした。
・「どこでも Jedit」 との相性を改善(トランシエント書類はアクティブな Space に自動的に移動するようにして「どこでも Jedit」が起動したとき勝手に Space が切り替わらないようにした)。

その他
・スクリプトライブラリに bit.ly を利用して選択 URL の短縮化(または復元)を行う「URL 短縮復元」スクリプトを追加した。
・ファイルドロワーでファイル名を名前順のソートしたとき、単純な文字コード順ではなく数値も考慮した文字コード順になるようにした。
・環境設定「保存」のオプション「バックアップファイルを残す」の指定の如何にかかわらず、クラッシュカード用一時ファイル、HTML ブラウジング用の一時ファイルのバックアップファイルは残さないようにした。
・エンコーディング互換性チェックシートのボタンのショートカットに ESC キーとリターンキーを割り当てた。
・書類へのペーストやドロップを行ったときも環境設定エンコーディングで指定されている「FULL WIDTH TILDE から WAVE DASH への変換」を行うようにした。

バグ修正
・ツールバー「置換フィールド」のアイコンが正しく表示されるようにした。
・プレインテキストでマーカーペン色をクリアしても、タイピングアトリビュートがクリアされないというバグを修正した。
・メニュー「スペルと文法を表示」/「スペルと文法を隠す」がチェックパネルの状態に応じて正しく切り替わるようにした。
・「文字コードをツールチップに表示」で Intel マシンのときに shift-JIS のコード表示の上位バイトと下位バイトが逆に表示されていたのを修正した。

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