『旅ボン ハワイ編』ボンボヤージュ

旅ボン ハワイ編
ボンボヤージュ
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旅ボンの新作『 旅ボン ハワイ編 』が発売になっていたので買いました。って、あれ? よく考えたら最近ブログで本を紹介してないな。ん〜、まぁ、いいか。紹介っつーほど内容を紹介してないし(笑) 買ったぞーくらいだしな(笑)

‥‥って、それはさておき、ボンボヤージュさんの新作なのです。

ボンボヤージュさんと、そのおツレさん(笑)の旅の珍道中を漫画にしたシリーズなんですけど、ついに定番ハワイが今回の旅先なんです。ハワイにはボクも行ったことあるんだけど、まったくカネがない貧乏旅行だったので、オアフ島でワイキキだのでぶらぶら、シーライフパークでぶらぶら、アラモアナでぶらぶら、まぁ、それくらいだったのだ(笑)

そんなボクのハワイ旅行と違って、1日目から楽しんでる楽しんでる(笑) 取材と言うなの羨ましい旅行を楽しんでるよ(笑) ‥‥って、それを漫画にしなきゃなんないから、あとが大変だろうけど(笑)

毎回思うんだけど、ボンボヤージュさんの描くイラストはどれもステキなんだけどさ、とくに食べ物がおいしそーに描かれてて、食べたくなるじゃねぇか、コノヤローって感じなのです(笑) はぁ、ハワイで、薄味のロコモコ食べに行きたいわ^^;

というわけでオススメです。

『ワンピース最強考察』ワンピ漫研団

ワンピース最強考察
ワンピ漫研団
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アテンションプリーズ!!

ワンピースのコミックを60巻まで読んでいない方は( ホントはまだ発売していない61巻にまで語られているんだけど )、たぶん読まないほうがいいと思います。それくらい深く物語を考察してあるのがこの『 ワンピース最強考察 』です。非公式本ながら、ここまで深く考察してあると、語られている内容がまさに真実であるかのような錯覚すら覚えてしまいます。

本書に書かれている多くの内容が、このあと真実かどうかはいずれ本編で語られると思うのですが、個人的には、あのヒルルクと、ロジャーと白ひげとが意外なところでつながっていた?という考察は感動してしまうくらいのものでした。そしてクロコダイルにまつわるあのウワサも考察されています。‥‥うーん、スゴイ!!!

ここに書いている内容を含めて、尾田栄一郎の膨大な伏線は本当に驚愕します。思いつきの伏線を回収しないまま終了する物語が多いなかで、しっかりと意味のある伏線を、ちゃんと回収しているっていうだけでもスゴイです。

『COLORWALK 5 SHARK ONEPIECEイラスト集』尾田栄一郎

COLORWALK 5 SHARK ONEPIECEイラスト集 (愛蔵版コミックス)
尾田 栄一郎
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尾田栄一郎の画集 EAGLE COLOR WALK 4 が 4年ぶり だったのに、SHARK COLOR WALK 5 はめちゃくちゃ早くの発刊となりました。今作もいい仕事をしてますねぇってくらい素敵なイラストが満載でございます!!!

今回の画集って何気にロビンが素晴らしい気がします。18ページと70ページの絵が素晴らしい。

『死ねばいいのに』京極夏彦

死ねばいいのに
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「死ねばいいのに」ってダウンタウンの浜田雅功がたまに使う言葉だけど、京極夏彦の新刊『 死ねばいいのに 』は、うまいタイミングでこの言葉を効果的に使っている。主人公である無礼な男が、登場人物との会話のなかで客観的にぐうの音も出ない状態で使う。しかし、言葉とはウラハラに読者にはある種の勇気がもらえるかも(^^;;

死んだ女のことを教えてくれないか―。無礼な男が突然現われ、私に尋ねる。私は一体、彼女の何を知っていたというのだろう。問いかけられた言葉に、暴かれる嘘、晒け出される業、浮かび上がる剥き出しの真実…。人は何のために生きるのか。この世に不思議なことなど何もない。ただ一つあるとすれば、それは―。

本書は6章からなる長編で、1章1章語り手が変わります。ただ、基本的な流れというのは同じなので、2章、3章と読み続けてくると、マンネリ感は感じてしまうところは多いと思いますが、何度も語られる「誰だってそんな違わねーよ」という様子は、繰り返されることで活きてくるのかもしれません。

また、比較的オチはわかりやすいので、できればあまり深読みをしないほうが楽しめるかも知れません。そうすれば、5章の最後で語られるところでハッとできると思います(^^;;

***

それにしても、この小説はいいですね。ハードカバーで出たばかりなのですが、iPad 向けの電子書籍としても配信されているので、新刊がお安く読める環境になっています。

現在、キャンペーン中で 700円 で AppStore で購入できますが、通常は 900円 ということです。本書は3年後くらいに文庫落ちしても、600円前後はすると思われるので、700円 で読めるなら、結構いい感じじゃないでしょうか(^^

『ONE PIECE 尾田栄一郎画集 EAGLE COLOR WALK4』尾田栄一郎

ONE PIECE 尾田栄一郎画集 EAGLE COLOR WALK4
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4年ぶりということで、ホントに久しぶりだなぁという感じです。待ちに待った尾田栄一郎のイラスト集『 ONE PIECE 尾田栄一郎画集 EAGLE COLOR WALK4 』は、そりゃもういい仕事をしています。

ワンピースの単行本31〜41巻の空島からエニエスロビー編までの間の作品をまとめてあります。このころの絵から鼻の描き方の印象が変わったなぁと漠然と思っているんです。ボクの勘違いかもしれないけど、魅力的なのです。

『前巷説百物語』京極夏彦

前巷説百物語 (角川文庫)
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京極夏彦の『 巷説百物語 』シリーズの4冊目ということになりますが、時系列的には一番最初の話となります。先の3冊は、山岡百介を中心に描かれていましたが、今作は、シリーズを通して活躍する小股潜りの又市を中心に描かれ、又市がまだ裏の世界に身を投じる前の話となります。

理由あって上方から江戸へ流れてきた双六売りの又市は、根岸の損料屋「ゑんま屋」の手伝いをすることに。この店はれっきとした貸物業、しかし裏では、決して埋まらぬ大損を大金と引き替えに仕掛けであがなう…という稼業を営んでいた。渡世仲間らと共に、若き又市が江戸に仕掛ける妖怪からくりの数々。だがついに、とてつもない強敵が又市らの前に立ちふさがる。やるせなさが胸を打つシリーズ第4弾、百物語はじまりの物語。

今回はとにかく又市の言葉のひとつひとつが青臭い。あの又市の言葉とは思えないくらい青臭いんだけど、でも底辺のところで語っている言葉はシリーズを通してよく知っている又市ならではの信念だったりする。これを読んだ後に、また1作目などを読むと深みが増すんだろうな。

『 巷説百物語 』シリーズは「仕掛け」が重要なファクターとなっているのですが、今作はさほど重要視されていません。そんな関係かどうかはわかりませんが、物語そのものはシンプルです。読みやすかったですけどね‥‥(^^;;

『ちばさんの机 仕事がはかどる机づくり』オフィスの机探検隊

ちばさんの机 仕事がはかどる机づくり
オフィスの机探検隊
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何気に立ち寄った本屋で見つけたのが『 ちばさんの机 仕事がはかどる机づくり 』。

表紙にちょっと惹かれて中身を覗いてみたら、写真、写真、写真。仕事が楽しくなってしまいそうにレイアウトされたデスク周りの写真がいっぱい載ってあるし、オススメのレイアウト術まであったり、なぜか4コマ漫画も(笑)

ボクの会社のデスク周りはというとなんていうか殺風景。ホントはお気に入りのフィギュアなんぞも飾りたいんだけど、そういう雰囲気にさせてもらえない社内的プレッシャーがあるもんだから、殺風景のまんま。

どんな会社でも「 ちばさんの机 」のようなデスク周りができるとは限らないだろうけど、もしできそうなら、この本を参考にやってみたらどうかなって思う。でも、ちょっと女子向きな本ですけどね(^^;;;