ジャストシステムの創業者である 浮川夫妻 が取締役を辞任したそうです。ジャストシステムは、新たな体制で業績回復を目指して邁進していくそうです。
代表取締役及び取締役の辞任に関するお知らせ ( ※リンク先 PDF )
本日、当社の代表取締役会長である浮川和宣、及び取締役副会長である浮川初子より、 取締役を辞任したいとの申し出があり、当社として両氏の申し入れを受け入れることにい たしましたのでお知らせいたします。
IM が FEP と言われていた時代は 松茸 や VJE 、WX などといった強力なライバルもおり、FEP は群雄割拠であった。それぞれに特徴もあり、それぞれにファンがいた。僕は WX 派だった。しかし、現在はそういったライバルも無く、孤高のなか、快適な日本語入力を提案し続けている。そのような ATOK は貴重であるし、ジャストシステムには感謝しっぱなしである。
Mac 界には久しぶりに新生「かわせみ」という IM が登場した。ベースが EGBRIDGE なので変換効率はなかなかに良い。こういうライバルが出てきて、ATOK には益々頑張って欲しいと思っている。
現在のジャストシステムには ATOK 以外のプロダクトに負の資産があるかもしれない。でも、日本人向けのワードプロセッサはジャストシステムにしか作れないはずだし、一太郎 が正常に進化していくことで ATOK もさらに進化していくとも思う。まずは、初心の「一太郎」を復活を目指して欲しいです。
個人的なことで言えば、MS-DOS 時代では当たり前だった「倍角」といった文字サイズの修飾をメインにして欲しい。フォントサイズを選んでも悪くはないんだけど、回覧的な文書って、昔のワープロのころの修飾のほうが遙かにやりやすかった。日本語にはそういうほうが向いていると思うんだけどなぁ‥‥
ジャストシステムのますますのご発展をお祈りいたします。