Mozilla Foundation は Firefox の次期メジャーバージョンとなる Firefox 8.0 の ベータ版 の公開を開始しました。Mac OS X 版、Windows 版、Linux 版向けが公開されています。
Firefox 8.0 ベータ1 では、大量にタブを開いた状態の復元起動をする際に、任意のタブを選択するまでは、そのタブの読み込みを開始ししないようにすることで、起動時間の短縮を図っているなどの改良があるようです。
この Firefox 最新ベータ版では、以下の変更が行われています。
・外部プログラムによってインストールされたアドオンは、ユーザが明示的に選択しない限り無効化されます。
・起動後に一度だけ表示され、以前インストールしたアドオンを管理できる アドオン選択ダイアログ を追加しました。
・検索バーに Twiiter を追加しました。(現時点では、英語版、ポルトガル語版、スロベニア語版 Firefox のみ)
・タブを選択時に読み込む設定を追加しました。これを有効にすると、セッション復元時の起動時間が短縮されます。
・タブを移動、並べ替え、切り離ししたときのアニメーション効果を改善しました。
・audio、video 要素を使ったときのパフォーマンスとメモリ処理を改善しました。
・WebGL の クロスドメインテクスチャ が CORS に対応しました。
・HTML5 コンテキストメニューに対応しました。
・insertAdjacentHTML に対応しました。
・多くの言語で CSS hyphens の対応を改善しました。
・WebSocket 対応を改善しました。
・いくつかの安定性に関わる問題を修正しました。