Mozilla Foundation は Firefox の次期メジャーバージョンとなる Firefox 10.0 の ベータ版 の公開を開始しました。Mac OS X 版、Windows 版、Linux 版向けが公開されています。また、法人ユーザ向けの延長サポート版も導入を予定しているようです。
この Firefox 最新ベータ版では、以下の変更が行われています。
・履歴を戻るまで [進む] ボタンを表示しないようにしました。
・WebGL のアンチエイリアスを実装しました。(Bug 615976)
・全画面での実行に対応した Web アプリケーションを開発できる フルスクリーン API を実装しました。
・CSS3 の 3D トランスフォームを実装しました。(Bug 505115)
・双方向テキストの分離を実現する HTML5 新要素 bdi を、CSS プロパティとともに実装しました。(Bug 613149、Bug 662288)
・Web 開発者向け新機能として、該当要素の強調表示や CSS スタイルの確認を行える調査ツールを追加しました。
・仕様との整合性を高めた IndexedDB API を実装しました。
・Mac で ATOK の確定アンドゥが使用できるようになりました。ただし、キーボードショートカットが変更されていると動作しない場合があります。(Bug 477291)
・Mac でブックマークを移動中にクラッシュする場合がある問題を修正しました。(Bug 681795)