Amazon が電子ブックリーダー kindle の新製品 kindle DX を発表しました。kindle 2 の画面の2倍の 9.7インチ の電子ペーパーディスプレイとなっていて、解像度は 1200 × 824 ( 150ppi ) の 16階調グレイスケール なんだそうです。
Amazon kindle の形式となる AZW や PDF、TEXTファイルなどが画面上に表示が出来て、Amazon の Kindleストア から 27万5000冊 の書籍を直接購入し、ダウンロードが出来るほか、The New York Times, The Washington Post, The Boston Globe の新聞各紙がトライアルプログラムに参加し、安めの購読料で kindle で閲覧ができるようになるそうで、これだけ大きな画面だと持ち運びには適さないかもしれないけど、家のなかで読むには案外いいかも。
Kindle DX は従来の Kindle 同様に EV-DO モデムが内蔵されているので、携帯の回線を通じて書籍の購入が簡単に行えますし、内蔵のストレージは 4G ( ユーザエリア 3.3GB ) ということで、単行本だとおよそ 3500冊 が保存できるということで、僕の所蔵が、これひとつに十分入っちゃいます(^^;;;
日本は電子書籍では一歩先を行く先進国的存在だったのに、ハードはともかく、書籍の著作権などを初めとする諸処のソフト ( 書籍 ) の問題で、あっという間に後進国な存在に。紙には紙のよさがあるのは重々承知しているけど、電子書籍化することで、ペリー・ローダンのような小説も1巻から揃えたとしても邪魔にならないし、そもそも手に入れにくいなんてこともない。紙は紙として必要。でも、こういう電子書籍も必要だと思うんだけどなぁ。
日本ではこういう商品は望めないのかなぁ‥‥