『シャーロック・ホームズ』

ロバート・ダウニー jr.が演じるシャーロック・ホームズは非常に良かった。原作通りのアバズレさやプロ級の格闘能力などは、見慣れていたジェレミー・ブレットが演じるホームズ像とはほど遠いものでした(笑)が、こういう知的さの裏にある狂気が魅力的でした。

気になったのは、原作だとワトソンがメアリー・モースタンと結婚したのは1888年で、ホームズは34歳くらいなんだけど、映画では1891年が舞台になっているので37歳くらい。で、37歳にしてはちょっとマッチョ過ぎかな?というとこ(笑)

さて、goo映画からあらすじを拝借します。

あらゆる悪がはびこる、19世紀末のロンドン。不気味な儀式を思わせる手口で、若い女性が次々と殺害される怪事件が勃発する。名探偵シャーロック・ホームズはたちまち犯人を突き止め、邪悪な黒魔術を操るブラックウッド卿を捕まえる。だが彼は、処刑されても自分は復活する、とホームズに宣言。やがて予言通り、死刑に処されたブラックウッドが、墓場から甦ってしまう。前代未聞の大事件に人々がパニックに陥る中、ホームズだけは史上最大の謎に挑めることに胸を躍らせていた…。

お話はというと、少々複雑。まぁ、こういうのも原作の雰囲気かもですね。けむに巻いて、話がややこしくなって、なにがなんだかと思わせつつも、ちゃんと要所要所で手がかりは見せているので、ああ、そうかと思わせる。そしたら、なんだ、そんな簡単な話だったの?ってくらいに物語はシンプルなんですよね(^^;;;

この映画は続編があるっていうから、今作はロバート・ダウニー jr.のシャーロック・ホームズのお披露目的な感じを受けやしないかっていうくらいキャラが立っているんで、少々物語が物足りなくても、まぁ、それはそれでいいかっていう感じですね。ジュード・ロウ演じるジョン・ワトソンも、レイチェル・マクアダムス演じるアイリーンも、それぞれ魅力的だったしね。

そうそうアイリーンはさ、もうちょっと人物の説明があっても良かったかな。シャーロック・ホームズが好きな人なら誰でも知っているキャラだとしても『 ボヘミアの醜聞 』でシャーロック・ホームズが解決出来なかった事件で、ホームズを知的に翻弄した人物で元オペラ歌手くらいはあってもいいかもって思いました。

でも、まぁ、面白い映画で満足でしたよ(^^

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