Pioneer が 2010年3月 までにディスプレイ事業 ( プラズマテレビ ) からの撤退を発表しました。ディスプレイ事業の構造改革を順調に進めてきていたものの、昨年 10月 からの急激な経済環境の悪化により、薄型テレビの価格が想定を遙かに上回るスピードで進んでしまい、損益改善ができなくなったことが決め手となったようです。
2011年 という年に向かって、ディスプレイ事業はドル箱とならないといけなかったと思うのですが、採算を度外視した価格競争があまりにも熾烈になりすぎてしまっていることを考えると、この事業からの撤退劇は Pioneer だけでは済まないかもしれませんね。行き過ぎてた市場を改善しないとどんなメーカーにも未来はないかもしれません。
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