Mozilla Foundation はウェブブラウザ Firefox 3.5 の公開を開始しました。対応 OS は、Windows Vista / XP / 2000、Mac OS X 10.4 以降、Linux となっています。
Firefox 3.5 は Gecko 1.9.1 のレンダリングエンジンをベースに、新しい Web 標準技術への対応、パフォーマンスや使い勝手の向上などが図られています。
主な仕様として、
・Firefox 3.5 は 70 以上の言語で利用できるようになりました。各言語版はこちらからダウンロードできます。
・HTML 5 <video> <audio> 要素へ対応し、Ogg Theora 形式の動画、Ogg Vorbis 形式の音声にネイティブ対応しました。
・プライベートブラウジングモード の搭載など、個人情報管理ツールが強化されました。
・新しい TraceMonkey JavaScript エンジンにより、パフォーマンスと安定性が向上しました。
・Web 標準技術を利用した 位置情報通知機能 が追加されました。
・ネイティブ JSON、Web ワーカースレッド に対応しました。
・コンテンツの表示を高速化する「投機的解釈」など、Gecko レンダリングエンジンに改良が行われました。
・HTML5 の <video> <audio> 要素、ダウンロードフォントなどの新しい CSS プロパティ、JavaScript クエリセレクタ、Web アプリケーションのための HTML5 オフラインデータストレージ、SVG 変形処理など、最新の Web 標準技術に対応しました。
などが上げられます。
でも、やっぱり起動は遅めだけどね(笑)