日刊工業新聞 によると、フロッピーディスクドライブを製造している主要メーカー3社が 2010年 にも生産を終了する可能性があるそうです。TEAC は 2010年4月 にマレーシアの工場での製造を終了させるそうです。
フロッピーディスク駆動装置(FDD)メーカー主要3社が生産撤退に動き始めた。ティアックは2010年4月に生産を終了する。ワイ・イー・データも終了の方向で供給先と協議に入った。ソニーは10年4月以降の計画は未定だが、他社と足並みをそろえる模様。記憶媒体が光ディスクなどに移行しフロッピーディスクの市場規模は09年にピーク時の30分の1以下にまで縮小。需要の減少が著しいため、生産を打ち切る。
ティアックはFDDをマレーシア工場(マラッカ)で生産。08年度の出荷台数は245万台で、直近は月16—17万台を出荷する。年20%以上のペースで数が減っており、生産の最低水準を切ったと判断。供給責任を果たす前提で、顧客と協議しながら生産をやめる。
ついにフロッピーが姿を消す時期がやってきたんですね。まだインターネットが普及していなかった時代にはデータの保存や受け渡しなどに利用していましたが、いまやネットだし、デジカメで撮影する写真のデータ1枚が1枚のフロッピーに収まらないなどデータサイズが肥大化していますしね。
フロッピーに大事なデータが入っているというひとは、いまのうちに CD-R などにデータを移すなどしておいたほうがいいでしょうね。
そういえば、Mac って iMac 以前の Power Macintosh DT とか MT とかが最後で、それ以降は標準ではついてなかったかな。Power Mac G3 時代とかって Zip ドライブっていうのついてたしね(^^;;;