工人舎が一風変わったデュアルディスプレイのノートパソコン「 DZ 」シリーズを発表しました。12月11日 から 79800円 で発売をするそうです。
2つのディスプレイを持つノートパソコン DZ6KH16E は、ディスプレイを左右にスライドさせることで1枚が 1024 × 600 ドットの液晶を2枚並べます。
ディスプレイ収納時は、こんな感じで、
これを、スライドさせると、
こうなります。
面白いなぁって思うんですけど、これってどれくらいの需要があるんだろう。工人舎っていつも面白いことをするけど、個人的には、ここのキーボードのタイプ感が微妙に気持ち悪いので買う気にまったくなれないんですよねぇ(^^;;;
■工人舎、10.1型ワイド液晶を2枚搭載したデュアルディスプレイノート-これってかなりのイノベーションかも?!
このマシン一見奇をてらっているように見えますが、そうではないと思います。かなり綿密な、マーケティングを行い、UMPC(ウルトラ・モバイルPC)がどのようなシーンで使われているか、検証し、行き着いた結果がこのデュアルディスプレーなのだと思います。最近のIT業界、最早ハードなどいきつくところまできて、イノベーションの余地などないのではと思っていたところに、このマシンの登場です。まだまだ、改善・改革の余地があるのだと思い知らされました。最近のIT業界では、ハードの改善・改革などは、目だったものはなく、差別化としては、顧客とのリレーションシップ(関係)を増すことが主題となっているようですが、このマシンの発売は、こうした傾向に一石投じたのではないかと思います。いかにも、モノづくり日本の企業らしいイノベーションだと思います。詳細は、是非私のブログをご覧になってください。
確かに最近のモバイルPCはコモディティ化が進んでいて
面白味という点はほとんど感じられないので、こういう提案は
一石を投じるという意味においても有効だったかもしれません。
2枚のディスプレイで大きく表示できることの生産性を考えると
僕自身も面白いし、興味がわくところではあるんですが、
ただ、やはりキーボードが気になるんですよね。
気持ちよくタイプできることで生産性は格段にあがるんですよね。
書きやすいペンを使えば、さらさらと書ける。
そういうようなイメージですかね(^^;;
なので、ぜひ、工人舎にはモバイルPCだからこそ、
そこに注力すべきだとボクなんかは思うんですよね。