どうせ見るなら IMAX で 3D でしょ、ってことで『 AVATAR 』を観てきました。3D映像って、USJ とかで見るターミネーターやセサミなんかをイメージしたりすると、うにゅーんと映像が飛び出してくるっていう感じがウザイんですけど、このアバターはそういう3Dの使い方は少なくて、画面に奥行きを持たせてるっていう感じが多かったし、3D映画を体感するっていう意味においては、確かにエポックメイキング的な作品だと思いました。
あらすじはこんな感じです。
元海兵隊員のジェイクは、遥か彼方の衛星パンドラで実行される“アバター・プログラム”への参加を要請された。パンドラの住人と人間の遺伝子から造られた肉体に意識を送り込むことで、息をのむほどに美しいその星に入り込むことができるのだ。そこで様ざまな発見と思いがけない愛を経験した彼は、やがて一つの文明を救うための戦いに身を投じていく…。
話はキャメロン自身が語っているようにベタで、それほど起伏もなく、そしてシガニー・ウィーバー扮するグレースのあのシーンを見たあとは、確信的に最後のオチまでわかってしまうほどベタでした。
とはいっても面白くないということはなくて、わかりやすい分、アバターの世界には浸りやすいと思います。
アバターの世界観を細かく映像化していくと、3時間なんかで語れるはずもないくらい大きな世界となっていますから、物語はある程度バッサリと簡略化してしまって、今回は映像を楽しんでもらおうっていう意図もあったのではないかと思ってしまうほどわかりやすくしているのだと思います。映像だけを追って、字幕を追いきれなくても問題ないでしょうね。でも、この際だったら吹き替えの方がいいかも(^^
映像は随所におお!って思わせます。一見の価値が高いですから、ぜひ映画館で(^^
ところで、サム・ワーシントン扮する主人公のジェイクの足なんですけど、細かったですね。車椅子に乗ってるっていう設定なので、当然といえば当然なんですけど、あれってホンモノ? こういう細かいところをキチッとやってくるのっていいですね。
あと、関係ないですがミシェル・ロドリゲスは相変わらずマッチョないい女を演じていますね。『 バイオハザード 』のころよりもいい感じですよね(^^
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