Mozilla Foundation は Firefox 5.0 のメジャーバージョンアップとなる Firefox 6.0 の正式版の公開を開始しました。Windows 版、Mac OS X版、Linux 版の配布が開始されています。また、このバージョンから Android 版の配布もアンドロイドマーケットから行われるそうです。
Firefox 6 は、タブグループを利用している際の起動を高速化するなどの処理が施されているようです。が、メジャーアップデートを謳うほどのものなのかは甚だ疑問です。また、次期メジャーアップデートの Firefox 7.0 は、9月27日のリリース予定です。
バージョン 6.0 — 2011/08/16 リリース
この最新版では、以下の変更が行われています。
・ロケーションバーで、開いている Web サイトのドメイン名を強調表示するようにしました。
・ロケーションバー左端にある サイトアイコン表示領域のデザインをシンプルにしました。
・WebSocket API の最新草案版に 接頭辞付きで対応しました。
・EventSource / Server-Sent イベント に対応しました。
・window.matchMedia に対応しました。
・インタラクティブな JavaScript プロトタイピング環境「スクラッチパッド」を追加しました。
・[Web 開発] メニューを新設し、開発者向けツールをその中にまとめました。
・Web コンソールの使い勝手を改善しました。
・Firefox Sync の設定をより見つけやすくしました。
・タブグループ使用時のブラウザ起動時間を短縮しました。
・いくつかの安定性に関わる問題を修正しました。
・いくつかのセキュリティ問題 を修正しました。