WACOM は手書きデータ(インクデータ)の業界標準を目指す規格 WILL ( Wacom Ink Layer Language ) を発表しました。WILL が通じて、OS や アプリケーションなどのハードルを気にすることなく、互換のとれるデータを共有できるようになるそうです。
入力ツールも Wacom のハードに拘らず WILL SDK を提供するので、幅広くサポートできるはずです。
WILL SDK は、多くのプラットフォームで動作し、様々なツールに使える「インクエンジン」を搭載し、「インクデータフォーマット」により、手書きストローク(筆跡)を表現できるそうです。
ストロークデータを使えば、筆跡を利用したセキュリティ管理やオーダーのサインなどにも使えるようになるそうです。
こういうオープンフォーマットが普及するのは嬉しい事なんですけど、iPad の場合、サクサク使えるペンデバイスが出てきてくれないと、なかなか使えないかも。ボクもいろいろと試してますけど、なかなかコレっていうのに出会えてないのが実情です。
ワコム プレスリリース