AppleのモバイルチームにNFCの専門家が就任

Mac Rumors や Engadget などによると Apple のモバイルコマース担当プロダクトマネージャに就任したという Benjamin Vigier 氏は NFC ( 近距離無線通信 ) の専門家なんだそうです。

NFC といえば、Edy で採用されている FeliCa などのような非接触無線通信技術も含まれますから、いつか iPhone でもおサイフケータイのような機能が付くかもしれないってことですよね。もちろん、iPhoneが対応しただけではダメで、NFC 対応のレジや、iPhone 上で動くアプリなどが揃わないと使い道がないわけなんだけどね。

楽しみというか、しっかりとカタチにして欲しいですね。

iMacがさらに速くなりました

Apple は iMac をアップデートしました。21″ と 27″ のディスプレイを搭載したモデルによって Intel Core i3 プロセッサ から Intel Core i7 プロセッサを採用。また、GUP もモデルにより ATI Radeon HD 4670 から Radeon HD 5670 が搭載され、より速く、よりパワフルな iMac へと進化しました。

一番下位のモデルが 118000円 となっていますが、これでもかなり速いと思います。ボクがいま利用しているのよりも、はるかに安くはるかに速いですよ(笑)

iPhone 4 ホワイトモデル、年内発売へ延期!

Apple は iPhone 4 のホワイトモデルの生産が困難な状況が続いているため、発売の延期を発表。年内の発売を予定しているということです。ホワイトモデル待ちのユーザには大変残念なニュースですが致し方ないですね。

Statement by Apple on White iPhone 4

White models of Apple’s new iPhone® 4 have continued to be more challenging to manufacture than we originally expected, and as a result they will not be available until later this year. The availability of the more popular iPhone 4 black models is not affected.

RIMなどApple iPhone 4に対し声明を発表

RIM と Nokia はそれぞれ、Apple が行った iPhone 4 のアンテナ問題でのプレスカンファレンスを受けて声明を発表したそうです。それぞれの内容は至極当然というか、Apple がなぜ RIM や Nokia 、HTC などの製品を引き合いに出したかは理解に苦しみます。

Apple の製品は良くも悪くもエコーされやすいので、携帯電話を覆うように持てば、どこの携帯電話だって大なり小なり電波感度は減衰するでしょう。ちょっと市場が騒ぎすぎたのだと思いますが、今回は Bumper の無償配布のみの発表でとどめるべきだしね。任天堂の Wiiリモコン のときと同様に、iPhone 4 には標準同梱するくらいの発表が良かったんでしょうね。

RIM や Nokia は、そういう電波感度の減衰には老舗メーカーだけあって「経験」として、そういう対策におけるアドバンテージがあることは事実でしょうし、Apple に欠如しているのは、経験値。今回の不手際を iPhone の次期モデルでは経験値として活かして欲しいですね。

以下は、APPLE LINKAGE さんの記事「 RIMとNokia、AppleのiPhone 4プレスカンファレンスをうけて声明を発表 」からの転載です。

RIM

「自ら招いた問題にRIMを引き込もうとする企ては承服できない。」と「RIM製品に関するAppleの主張は、一般大衆のアンテナデザインに対する理解を歪め、Appleの困難な状況から注意をそらすための意図的な試みのように見える。RIMはアンテナデザインのグローバルリーダーで、20年間効率的で効果的な無線性能で業界をリードするワイヤレスデータ製品を設計することに成功している。その間、RIMはAppleがiPhone 4で採用したようなデザインを避け、代わりに、とりわけ電波状況が悪いエリアでの通話切れのリスクを軽減する革新的なデザインを採用してきた。一つはっきりしていることは、RIMの利用者はBlackBerryスマートフォンで適切な接続を維持するためにケースを使用する必要はないということだ。Appleが設計決定しており、Appleのみの問題にRIMや他社を引き込もうとするのではなく、その決定に責任を負うべきである。」

Nokia

「アンテナデザインは複雑な課題で、数十年間、数百の携帯電話でNokiaの中核能力となっている。Nokiaは内部アンテナのパイオニアで、1998年に発売したNokia 8810は、この特徴を備えた初の市販携帯電話である。」

「Nokiaは膨大な時間を費やして、人がどのように携帯電話を持って電話、音楽再生、ウェブブラウジングなどをするのかといった人間行動調査を行っている。人と人をつなぐことにフォーカスしているNokiaに期待しているように、我々はフィジカルデザインとアンテナ性能が相いれない場合、アンテナ性能を優先させている。」

「一般的に携帯デバイス/電話のアンテナ性能は、持ち方によっては強く握ると影響を受ける可能性がある。そのためにNokiaは、どちらの手で携帯電話を持つなど、全ての日常生活状況において、許容できる性能を確保するように設計している。Nokiaは膨大な時間を費やして、人がどのように携帯電話を持つのか調査しており、設計でこれを考慮し、アンテナを携帯電話の上部と下部に配置する、材質を慎重に選択するなどしている。」

Apple、iPhone 4ユーザにBumperなど無償提供

Apple は iPone 4 の電波受信問題についてプレスカンファレンスを開き、iPhone 4 を特定の持ち方をした場合に電波受信に影響を与える箇所があることを説明し、そしてそれは iPhone 4 特有の問題ではないことを強調したうえで、すべてのユーザに対して、iPhone 4 Bumper かサードパーティのケースを無償提供すると発表しました。

iPhone 4 Bumper などでの対応では不十分と判断するユーザに関しては、購入後30日以内に iPhone 4 が損傷していなければ返品返金を受け付けるそうです。これらの対応は 9月30日 までの期間行われるということです。

携帯電話を覆うように持つと電波受信に影響するのは iPhone 4 だけではないという証拠に Blackberry 9700 や HTC Droid Eris などを引き合いに出してビデオで公開するのはちょっとやりすぎなような気もするけど、確かに普通の携帯電話でも起こりうることを騒がれすぎという気もしますが、まぁ、仕方ないでしょうね。Apple によるカンファレンスの内容は July 16 press conference で動画配信、HPでは Antenna PerformanceDesign and Test Labs で確認できます。