日立、HDD事業をWDへ売却

日立は子会社の日立グローバルストレージテクノロジーズ ( HGST ) を米国の Western Digital に 43億ドル 相当で売却すると発表したそうです。もともと2003年に日立も IBM から HDD事業 を買収したわけですが、10年も経たずに WD への売却となりました。

この HDD事業 売却で心配のひとつになるのが、デジタルテレビ Wooo の存在。Wooo のウリは iVDR と内蔵の HDD が付いているわりには安い! っていうこと。それは日立が HDD を作ってるからこその安さなわけなんですが、Wooo 向けの HDD を外部から調達するとなると‥‥

あと、上記でも書きましたが iVDR がどうなるのかっていうのは心配ですよね。‥‥って、Wooo のユーザじゃないので他人ごとではありますが、気になるところです。

Intel、Thundrboltを発表

Intel が高速で対応周辺機器とアクセスできる I/O インターフェイス Thunderbolt ( 開発コード Light Peak ) を発表しました。Thunderbolt は高速でデータ転送が行えるほか、1080p以上の映像と最大8chの音声のディスプレイ信号も転送することができます。

データ転送は PCI Express 、ディスプレイ信号は Display Port のプロトコルを採用してあり、転送速度は最大10Gbps。PCI Express で周辺機器と接続できるだけでなく、アダプタを利用することで FireWire、USB などの HDD に接続できるそうです。

来春、NTTが光回線の値下げを検討

時事通信によると、NTT が来春にも光回線サービスの利用料の値下げを検討しているそうです。中身としては、基本料金で一定量まで利用ができ、そのあと使用料に応じて課金すうる従量制を導入することで、基本料金を安く設定できるという仕組みだそうです。

光回線料、大幅下げへ=ブロードバンドの普及促進―NTT

 NTTが、来年春にも光回線サービスの利用料を大幅に引き下げる方向で検討していることが29日、分かった。2015年までに全世帯にブロードバンド(高速大容量)回線を普及させることを目指している総務省の引き下げ要請に応える。
 NTTは現在、光回線サービスを機器利用料を含めて月額5460円(戸建てタイプ)の定額制で提供している。今回新たに、基本料で一定量まで利用でき、その後、使用量に応じて料金が加算される従量制を導入。基本料を安く設定することで、より加入しやすくしたい考えだ。

これからは、いまよりもっとネットレンタルなどで動画などの配信を多くし始める。ネットの利用がますます多くなっていくなかで、従量制というのはいかがなものなんだろう? NTT の考えていることはよくわからないなぁ。

まぁ、個人的には eo に加入しているので、そちらの価格が定額制で、いまよりも少し安くなれば十分にありがたいと感じるので NTT の動向をみてケイ・オプティコムがどう動くかが気になるところです。

東芝、Cell工場をSONYに譲渡

東芝は、SONY と SCE との合弁会社である 長崎セミコンダクターマニュファクチャリング ( NSM ) の Cell Broadband Engine などの半導体製造設備を SONY に譲渡する合意書を締結したそうです。

東芝及びソニーによる半導体製造設備の譲渡に関する基本合意書の締結について

 本日、株式会社東芝(以下、東芝)及びソニー株式会社(以下、ソニー)は、東芝とソニー及び株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCEI)三社の合弁会社である長崎セミコンダクターマニュファクチャリング株式会社(以下、NSM)が操業する東芝所有の半導体製造設備を東芝からソニーに譲渡する旨の意図を確認する基本合意書を締結しました。なお、この譲渡に伴い、NSMに関する三社の合弁関係は解消される予定です。

IntelなどがアナログRGB出力を2015年までに廃止

Intel など 6社 は、アナログディスプレイの D-Sub 15ピン などの RGB 出力を 2015年 までに終了する方針を発表しました。今後は HDMI や DisplayPort に切り替えていくということです。

賛同メーカーは Intel、AMD、Dell、Lenovo、LG、Samsung です。

Leading PC Companies Move to All Digital Display Technology, Phasing out Analog

SANTA CLARA, Calif., Dec. 8, 2010 – AMD, Dell, Intel Corporation, Lenovo, Samsung Electronics LCD Business and LG Display today announced intentions to accelerate adoption of scalable and lower power digital interfaces such as DisplayPort and High-Definition Multimedia Interface® (HDMI) into the PC.

電子書籍配信サイト「Sony Reader Store」を開設

SONY は Reader 専用の電子書籍配信サービス Sony Reader Store を 12月10日 に開設。オープン時に約2万冊を用意するそうです。支払いはクレジットカードかソニーポイントで、利用には My Sony ID が必要になるということです。

配信をする電子書籍には基本的に XMDF ( DRM Marlin ) が利用されるそうです。将来的には EPUB ( DRM ACS4 ) や .book などでも配信を検討しているということですが、当面は XMDF のみとなりそうです。

XMDF の電子書籍は専用の転送ソフト eBook Transfer for Reader を使ってパソコンから Reader へと転送する。Windows XP / Vista / 7 には対応していますが、同ソフトの Mac OS X 版は未定 ( 検討中 ) だそうです。

約2万冊っていうラインナップは大したものだと思いますが、やはり Reader でしか読めないというのは残念。同じ XMDF を利用するシャープの GALAPAGOS でも読めるかも知れないが、とりあえずできないようです。

同じクローズドなフォーマットを利用している Amazon Kindle は PC でも Mac でも iOS でも Android でも Amazon で購入した書籍はどれでも読めるし、Mac で読んでいた続きを iOS で読むことだってできる。こういう便利さを提供しないうちは、どう考えても普及などはしないでしょうね。

過去に失敗をした LIBRle 同様に失敗をしないためにも Reader には、読者目線での事業を行って欲しいと思います。

ソニーら4社、電子書籍配信会社を事業会社化

SONY、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の4社は電子書籍共通配信業務などを行うために立ち上げた電子書籍配信事業準備株式会社を「 株式会社ブックリスタ 」に11月4日付けで事業会社化。コンテンツの収集・電子化、管理、課金、販売などをオープンに行っていくそうです。

電子書籍配信事業準備株式会社が株式会社ブックリスタとして事業会社化

 ソニー株式会社、凸版印刷株式会社、KDDI株式会社、株式会社朝日新聞社の4社が2010年7月1日付で共同設立した電子書籍配信事業準備株式会社は、2010年11月4日付で株式会社ブックリスタ(以下、ブックリスタ)として事業会社化いたしました。

オープンに行うというのは、フォーマットもオープンか、もしくはそれに準ずるようなものであるべきだとは思うけど、詳細は25日にも発表されるそうです。期待はするけれど、正直、シャープの展開する GALAPAGOS よりもオープン性は薄いと感じる。

NTT、2025年までに固定電話をIP電話へ

NTT東日本 と NTT西日本 は、2025年 ごろを目処にすべての固定電話を IP電話 に切り替えると発表したそうです。IP電話化は 2020年 ごろから5年ほどかけて順次実施していくということです。それに伴い ダイヤルQ2 や ISDN といったサービスは終了することになるそうです。

PSTNのマイグレーションに関する概括的展望について

 西日本電信電話株式会社(NTT西日本)および東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は、これまで公表するとしておりましたPSTNのマイグレーションに関する概括的展望について、別紙のとおり公表します。