Google が日本語入力ソフト『 Google日本語入力 』のベータ版の公開を開始しました。対応する OS は Windows XP/Vista/7 だけかと思いきや、Mac OS X 10.5 以上にも対応しているということで、ボクも早速使ってみることにしました。
思いどおりの日本語入力 – Google 日本語入力
本日、Google 日本語入力 (ベータ) をリリースしました。
Google 日本語入力は Windows (現時点では 32 ビットのみ) および Mac に対応した日本語入力ソフトウェア (インプットメソッド) です。豊富な語彙と強力なサジェスト機能で思いどおりの日本語入力をサポートします。
Google 日本語入力は桁違いの語彙力を持っています。Web から機械的・自動的に辞書を生成することで、人手ではカバーしきれないような、新語、専門用語、芸能人の名前などを網羅的に収録しています。高い変換精度を実現するために、Web 上の大量のデータから統計的言語モデルを構築し、変換エンジンを構成しています。現在の Web のありのままを反映したインプットメソッドと言えます (この辞書および統計的言語モデルの作成は Google の大規模分散処理システム MapReduce を用いて、数千台規模の計算機クラスタを使って行っています)。さらに、強力なサジェスト機能によりこれらの大量の単語を少ないキー数で入力することが出来ます。
最初、サジェスト機能の働き方がウザイ感じかもしれないなんて思っていたけれども、特別そういう感じは受けなかった。それよりも驚きは変換精度。結構賢いんじゃないですか。少なくとも最近出た Mac 用 IM の「 かわせみ 」よりも良い感触を得ることができました。
これ、結構 ATOK とかヤバイんじゃないかなぁ。
たとえば、漢字の用例など変換するときに便利な機能が ATOK などには付いているわけで、いまのところ Google日本語入力 には付いていません。でも、こういう機能が付くのも時間の問題のような気がしますし、なによりも驚いたのは動作が速いってことなんですよね。
これ、ヤバイんじゃないかなぁ。
とりあえず Windows は標準 IME に決定しました。Mac は、とりあえず ATOK と併用しますけど、なんかメインに座りそう。「 かわせみ 」は、ごめんなさい。外します。