Apple、iTunes 10を発表

Apple は iTunes をバージョンアップ、iTunes 10 を発表しました。今回はロゴを一新し、CDをリップして音楽を管理するという意味合いの強かったアイコンからトータルのマルチメディアソリューション色を強めたアイコンとなりました。

iTunes 10 で追加された新機能は、iTunes Ping 。ソーシャルネットワーク対応になり、好きなアーティストや友達のプロファイルや、そのひとらがどんな曲を聞いてるのかとか、メッセージのやり取りとかできるそうです。また、アーティストらの最新情報なども見ることができるそうです。

そして AirPlay 。音楽を無線でオーディオ機器などに飛ばして楽しんだ AirTunes から AirPlay へと進化しました。また、iPhone などのアプリの管理もさらにしやすくなったということです。

ATOK 2010 for Mac、発売

ジャストシステムは Mac OS X 10.5.8 〜 10.6 用の日本語入力ソフト ATOK 2010 for Mac を発売しました。ATOK 2010 for Mac は Cocoa ベースのアプリケーションになり、より高速な使用感に生まれ変わったということです。

Firefox 4.0 beta1 配布開始

Mozilla Foundation は Firefox の次期メジャーバージョンとなる Firefox 4.0 のベータ版 Firefox 4.0 Beta 1 版の配布開始しました。Windows 、 Mac OS X 、Linux 版がダウンロードできるそうです。

Firefox 4 Beta 1: Tell us what you think!

Firefox 4 Beta 1 is now ready to download and test! This first version gives an early look at what’s planned for Firefox 4. Stay tuned, because there is more to come and we plan to release new beta versions every two to three weeks. Your feedback is essential to help shape the product which is why we’re launching now to hear from you early in our development process.

外観の変更もなされているということですが、Mac OS X 版は大きく変更されていません。ただし、このあとのベータバージョンで変更されていくということです。また、Firefox 3.6.6 などで Mac OS X 版だけ対応していなかったプラグインクラッシュ保護機能も Firefox 4.0 Beta 1 では対応しているということです。

今後、2〜3週間おきにリビジョンアップされたベータ版が配布されていくそうです。シェアがジワジワと落ちてきている Firefox ですが、起死回生となるといいですよね。

Safari 5

Apple は Safari 5 を発表しました。Safari 5 は拡張機能 Safari Extensions が使えるようになっています。ソフトウェアアップデートなどでアップデートできますよ。

このアップデートには、以下の新機能が含まれます:

• Safari リーダー:新しい“リーダー”アイコンをクリックすると、Web 上の記事が 1 ページに整理されて表示されます。
• パフォーマンスの向上:Safari 5 では、JavaScript の実行速度が Safari 4 と比較して最大 25% 向上しました。ページキャッシュおよび DNS プリフェッチの改善により、ブラウズ速度が向上しました。
• Bing 検索オプション:Safari の検索フィールドで、Google および Yahoo! に加えて、新たに追加された Bing 検索オプションを選択できます。
• HTML5 サポートの改善:多数の HTML5 新機能がサポートされました。これには、位置情報、HTML5 ビデオのフルスクリーン表示、HTML5 ビデオのクローズドキャプション、新規セクショニング要素(article、aside、footer、header、hgroup、nav、section)、HTML5 AJAX 履歴、EventSource、WebSocket、HTML5 draggable 属性、HTML5 フォーム検証、および HTML5 Ruby が含まれます。
• Safari 開発者用ツール:“Web インスペクタ”に新たに追加された“タイムライン”パネルには、Safari が Web サイトに対して実行した対話処理が示されるため、どの部分を最適化すればよいかを知ることができます。新しいキーボードショートカットを使うと、パネルをすばやく切り替えることができます。

その他の改善点は以下の通りです:
• さらに賢くなったアドレスフィールド:スマート・アドレス・フィールドにテキストを入力すると、履歴やブックマークに存在する Web ページの URL だけでなく、それらの Web ページのタイトルからも検索されるようになりました。
• タブ設定:新規 Web ページは、別個のウインドウではなく、自動的にタブに表示されます。
• Windows 向けハードウェアアクセラレーション: コンピュータのグラフィックプロセッサのパワーを使って、PC および Mac 上でメディアやエフェクトをスムーズに表示します。
• 日付を使った履歴検索:全履歴検索に追加された日付インジケータに、Web ページを表示した日付が表示されます。
• “Top Sites”/“履歴”ボタン:各ビューの一番上に新しくボタンが追加され、Top Sites と全履歴検索を簡単に切り替えることができます。
• “プライベートブラウズ”アイコン:プライベートブラウズが入の場合、スマート・アドレス・フィールドに“プライベート”アイコンが表示されます。プライベートブラウズを切にするには、このアイコンをクリックします。
• DNS プリフェッチ:Web ページ上にあるリンクのアドレスを検索して、すばやく読み込むことができます。
• ページキャッシュの改善:キャッシュに追加できる Web ページの種類が増え、これらのページの読み込み速度が高速化されました。
• XSS オーディタ:クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃で使用される、悪意があると思われるスクリプトをフィルタ処理できます。
• JavaScript サポートの改善:Safari では、JSON(JavaScript Object Notation)を使用する Web アプリケーションをより高速かつ安全に実行することができます。

パフォーマンス、安定性、および互換性の改善に関する修正内容について詳しくは、次を参照してください:http://support.apple.com/kb/HT4134?viewlocale=ja_JP
このアップデートのセキュリティに関する内容については、次を参照してください:http://support.apple.com/kb/HT1222?viewlocale=ja_JP

『どこでもJedit』正式版

アートマン弐壱 は Mac OS X 用テキストエディタ Jedit X Rev.2 をメーラーなど様々なアプリのなかで利用出来るようにするためのアプリ「 どこでも Jedit 」をアップデートし、どこでも Jedit Rev.1.02 の配布を開始しました。利用には Mac OS X 10.5 以降、Jedit Rev.2.20 以降が必要となります。

このバージョンから正式版となったようで 1ライセンス 1260円 となります。

Rev.1.02 製品版 (2010.03.09)

仕様改良
・日本語/英語 ヘルプをサポートした。
・起動時のポップアップサウンドを環境設定でオンオフできるようにした。
・メニューバーメニューの項目にアイコンを表示するようにした。
・Jedit X がすでに起動しているときは、メニューバー項目「Jedit X を起動」を「Jedit X を手前に表示」と表示するようにした。

バグ修正
・アンインストール完了メッセージに一部に「あとで」ボタンが表示されないとうバグを修正した。

以前のバージョンでは利用できなかった「夜フクロウ」でもちゃんと動作もしましたし、メニューバーのアイコン表示も嬉しい改良点です ( といっても、ボクのいまの使い方だと恐らく表示させることはなさそうですが‥‥w ) 。

Google、Google 日本語入力 の開発版を公開

Google は日本語入力システム Google 日本語入力 の開発版の公開を開始しました。Mac OS X版のバージョンは GoogleJapaneseInput-0.10.264.101 となりまして、Snow Leopard 環境で設定画面のプルダウンメニューが正しく表示されない問題を修正しているそうです。

Google 日本語入力に開発版が追加されました。

Google 日本語入力ベータ版をお使いいただいている皆様、いつもありがとうございます。一日も早く正式版の品質に到達するべく、チーム一丸となって開発に取り組んでおりますので、今後ともよろしくお願いいたします。さて本日より Google 日本語入力に、これまでのベータ版に加えて、開発版が追加されました。開発版は、以下の点でベータ版とは異なります。

・新機能が開発段階の形でリリースされます。場合によっては、一度追加された機能が次の更新で削除されることもあります。
・公開前に行っている社内テストが、一部省略されています。
・ベータ版よりも頻繁に更新されるため、予期しないタイミングで使用できなくなるリスクが高くなります。
・問題の早期発見のため、使用統計データと障害レポートの送信が常にオンになります。
・単語候補の選択ウィンドウにビルド番号が表示されます。

開発版は新機能や問題の修正をいち早くお試しいただけますが、安定性の観点から、通常のご利用にはベータ版をおすすめします。

今回の開発版リリースでは、次のような変更点が行われました。

Windows / Mac 共通
ローマ字ルールを変更する機能を追加しました。設定ダイアログからローマ字ルールを変更できます。

いつになったら SHIFT + かな キーで平仮名とカタカナのモード切り替えができるようになるんだろうなぁ。期待しています。