SONY、凸版印刷、KDDI、朝日新聞の4社が電子出版の配信事業に関する事業企画会社を設立することで合意し、日本市場にあった電子書籍市場を展開していくんだそうです。‥‥はぁ、独自のものを作るよりも、すでにある kindle などの市場で配信をし、利益を確保していくほうがモアベターだと思うんだけどなぁ。
ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社
電子書籍配信事業に関する事業企画会社を設立ソニー株式会社、凸版印刷株式会社、KDDI株式会社、株式会社朝日新聞社の4社は、2010年7月1日を目処に電子書籍配信事業に関する事業企画会社(以下、企画会社)を設立することについて基本合意に至りました。
企画会社は、4社における協議に基づき、書籍・コミック・雑誌・新聞などを対象としたデジタルコンテンツ向けの共通配信プラットフォームを構築・運営する事業会社への移行および年内のサービス開始を目指します。
今回は、どういう枠組みで、どういうハードで、どのようなオープン性をもったものなのかが提示されなかったということが残念で仕方がないですが、年内にはサービスを開始したいそうです。
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SONY は大きな失敗を過去にやらかしているし、凸版印刷なんかも DS での広告配信事業などで成果が上がってるとは思えないし‥‥ そういった過去の経験を活かすことができるかは今後の内容次第ではあるけれど、正直、期待できな感じ。
少なくとも SONY なんかが PSN で展開しているコミック配信などと同様のものをやろうというのであれば、ハナからこけるのは火を見るより明らか。だって、ワンピースなどのジャンプ系コミックって、1話100円ですよ(^^;; コミック1巻に10話はいってても 420円 ほどなのに、PSN だと 1000円!! ありえんです。
こんな馬鹿なことをやる SONY が舵を取る電子書籍の配信サービスに期待を持つためにも、今回はしっかりと枠組みを発表して欲しかったです。まぁ、SONY が海外で行っている配信サービスには ePub 形式を採用しているので、日本でも同様のオープン性を持ったものであると期待もしているんですけど、どうなるんでしょうね(^^;;;
“SONYなど4社、電子書籍新会社を7月設立へ” への1件のフィードバック