Google日本語入力 開発版がアップデート 1.4.1003.101

Google の日本語入力システム Google 日本語入力 開発版 がアップデートしてました。Mac OS X 版のバージョンは GoogleJapaneseInput-1.4.1003.101 となりました。手書き文字認識がアップデートされて、クラウドモードが追加されていました。クラウドモードはサーバー上で手書き文字のデータを解析し、文字認識の制度を上げるというものだそうです。

Google 日本語入力の開発版をアップデートしました。(1.4.1003.10x)

さて、Google 日本語入力開発版 (Win, Mac) をアップデートしたことをお知らせします。既に Google 日本語入力開発版をお使いの場合は自動的に更新されますので、そのままお待ちください。

主な変更点は以下のようになります。

共通の変更点
・手書き文字認識にクラウドモードが追加されました。クラウドモードでは、サーバー上で手書きデータの解析を行うことで、文字認識の精度が向上します。
・「コマンド」機能が追加されました。「コマンド」と入力し、変換候補を選択することで、設定ツールを起動することなく、【シークレットモード】のオン・オフ、および【プレゼンテーションモード】のオン・オフを変更することができます。
・「秘密」「シークレット」「シークレットモード」「プライバシー」「プライベート」と入力することで、【シークレットモード】のオン・オフを変更することができます。
・「サジェスト」「予測」「予測入力」「予測変換」「プレゼンテーション」「プレゼン」と入力することで、【プレゼンテーションモード】のオン・オフを変更することができます。
・Web から構築した辞書を更新しました。
・慣用句の変換を強化しました。
・用例辞書の表示・非表示を選択できるようになりました。
「填」と「塡」や、「桧」と「檜」のように、同じ意味の字のように使われながら、異なる文字コードをもつ漢字について、なるべく両方の漢字を辞書に含めるようにしました。具体的には、拡張新字体・簡易慣用字体などに対し、対応する印刷標準字体や人名用漢字・常用漢字の字体を加えました。
・かな入力において、濁点を入力する前にサジェストを表示するようになりました。例えば、「にほんこ」(濁点入力前)の時点で「日本語」などがサジェストされるようになります。
・辞書ツールで、選択された登録単語を別の辞書に移動することが可能になりました。登録単語を選択し、右クリックから「この単語を移動」または「選択した単語を移動」を選択してください。
・キー設定に「キャンセル後 IME を無効化」コマンドを追加しました。このコマンドは、入力中の文章をキャンセルしつつ IME をオフにします。また、ATOK のデフォルト動作を再現するために、ATOK キーマップの「IME を無効化」を「キャンセル後 IME を無効化」に置き換えました。ATOK キーマップを元にキー設定を「カスタム」に変更している場合は自動で反映されませんので、ご注意ください。
・キー設定で独自に「空白を入力」「代替空白文字を入力」「半角空白を入力」「全角空白を入力」を割り当てたとき、各機能が動作しないことがある問題を修正しました。
・再変換をキャンセルしたときに、元の文字列に戻らないことがある問題を修正しました。
・特定の文字を含む単語を再変換したときに変換プロセスがクラッシュしていた問題を修正しました。

Windows 版の変更点
・Windows 環境で、異なるコンピューター間の同期機能を使用しているとき、設定の同期に失敗することがある問題を修正しました。
・従来のバージョンでは、ある変換候補を 0.5 秒以上選択していた場合のみ用例ウィンドウが表示されていましたが、バージョン 1.3.974.0 および 1.3.975.100 の変更で、用例ウィンドウがすぐに表示さてしまうようになっていた問題を修正しました。

既知の不具合
・ネットワークに接続が有効になっていない環境でクラウド手書き文字認識を使用しても、エラーメッセージが表示されません。
・入力途中の文字列に対し一時的にサジェストが表示されないことがあります。

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