Google、電子決済サービスGoogle Walletを発表

Google は電子マネーや電子クーポンなどのサービスとなる Google Wallet を発表。Citi、MasterCard、First Data などと協力し、同サービスの拡充を目指すようです。

Google Wallet は、Android 端末とNFC ( 非接触IC ) を利用しますので、基本的には日本の NTTドコモ などが展開しているおサイフケータイと同じようなものだと思っていて問題ないでしょうね。現在のところ Nexus S 4G のみのようですが、NFC 搭載のものは順次利用できる見込みだそうです。

Google, Citi, MasterCard, First Data and Sprint Team up to Make Your Phone Your Wallet

Google Wallet will enable consumers to tap, pay and save with their phones

NEW YORK (May 26, 2011) – At an event today, Google, Citi, MasterCard, First Data and Sprint announced and demonstrated Google Wallet, an app that will make your phone your wallet so you can tap, pay and save money and time while you shop. For businesses, Google Wallet is an opportunity to strengthen customer relationships by offering a faster, easier shopping experience with relevant deals, promotions and loyalty rewards.

Google、クラウドミュージックサービス開始

Google はクラウド型音楽ストレージサービス Muisc Beta By Google を発表。現在は、招待制で米国のみのサービスとなっていますが、ユーザが所持する音楽ファイルをクラウド上にアップロードし、PC や Android 端末で再生しようっていうサービスです。

音楽ファイルは iTunes ライブラリーや音楽ファイルが入ったフォルダなどからアップロードし、プレイリストなどを作成して、簡単に端末などが再せできるそうです。Andorid でプレイリストを作り、PC で再生するなんてこともできるようです。

Android: momentum, mobile and more at Google I/O

We also launched Music Beta by Google, a new service that lets you upload your personal music collection to the cloud for streaming to your computer and Android devices. With the new service, your music and playlists are automatically kept in sync, so if you create a new playlist on your phone, it’s instantly available on your computer or tablet. You can use a feature called Instant Mix to create a playlist of songs that go well together. You can even listen to music when you’re offline: we automatically store your most recently played music on your Android device and you can choose to make specific albums or playlists available when you’re not connected. The service is launching in beta today to U.S. users and is available by invitation.

Gmailの消失したデータは無事だった模様

Google が起こした Gmail のデータ消失は最終的には全体の 0.02% となる約4万人のひとに影響を及ぼしたそうです。この消失は Google がストレージソフトウェアの更新のために用意していたプログラムのバグが引き起こしたそうです。怖いですね。

ただ、幸いなことに Google 自身が用意していたバックアップデープにユーザのデータは基本的に無事だったようです。一両日中にはそれらのバックアップデープをもとにデータの修復が完了するようで、影響を受けたユーザも一安心というところでしょうか‥‥

メールのデータを Google にすべて預けているひとにとって今回のことは非常に怖い出来事だったかも知れませんが、僕自身はバックアップデープの件を聞いて、やはりデータは Google のなかにあるほうが安全だなと思いました。

Disaster Recovery by Google

Will you be ready when disaster strikes? It’s an uncomfortable question for many IT administrators, because answering it with confidence usually requires boatloads of money, immense complexity, and crossed fingers. Fortunately there’s a better way.

Google、検索アルゴリズムを大幅改良

Google が検索アルゴリズムを大幅に改良したことを発表。まずは米国で導入し、続いて他の地域へ拡大する予定なのだそうです。今回のアルゴリズムの変更で検索クエリーの11.8%がよくなったそうです。変更後は、質の低いサイトの検索順位は下がるそうで、あまり役に立たないサイトなどが対象だそうです。逆に、質の高いコンテンツは順位は高くなるとのことです。‥‥うちはもちろん‥‥ 前者(笑)

Finding more high-quality sites in search

Our goal is simple: to give people the most relevant answers to their queries as quickly as possible. This requires constant tuning of our algorithms, as new content—both good and bad—comes online all the time.

Why is Google supporting WebM

Google は改めて Google Chrome において動画フォーマット MPEG-4 AVC / H.264 のサポートを打ち切る方針であることを発表。また、それについての説明も行いました。要は H.264 にライセンス料が発生するとユーザやベンチャー、新規参入企業などにとってモアベターではないということを言いたいわけですが‥‥

More about the Chrome HTML Video Codec Change
Friday, January 14, 2011

There has been a lot of discussion regarding this week’s announcement of upcoming changes to HTML video codec support in Chrome. The future of web video is an important topic, we welcome the debate, and want to address some of the questions raised.

Why is Google supporting WebM for the HTML <video> tag?

Google の言い分は理解しますが、正直に言えば Google が代わりに普及させようとしている WebM コーデックがもっと普及してからでもいいと思う。少なくとも複数のハードメーカーから複数の WebM をデフォルトで利用するビデオカメラなどが出てからでもいいんじゃないかって思います。

それよりも H.264 コーデックをあらゆるレイヤーでライセンスフリーにする運動をするほうが、より理想に早く近づけるような気がするんだけどなぁ。

Google Chrome、今後H.264をサポートせず

Google が同社のブラウザー Google Chrome において、ビデオコーデック H.264 のサポートを打ち切る方針であることを発表しました。同社が推奨するオープンなビデオコーデック WebM を中心に、オープン技術に統一していくということだそうです。

なお、サポート終了そのものは数ヵ月後ということです。

HTML Video Codec Support in Chrome

The web’s open and community-driven development model is a key factor in its rapid evolution and ubiquitous adoption. The WebM Project was launched last year to bring an open, world-class video codec to the web. Since the launch, we’ve seen first-hand the benefits of an open development model:

    ・Rapid performance improvements in the video encoder and decoder thanks to contributions from dozens of developers across the community
    ・Broad adoption by browser, tools, and hardware vendors
    ・Independent (yet compatible) implementations that not only bring additional choice for users, publishers, and developers but also foster healthy competition and innovation

H.264 が MPEG LA が管理する技術であるから、いつロイヤリティを吹っかけてくるかわからないし、権利処理だけでも大変なのはわかる。しかし、ここまで普及している H.264 をサポートしないっていうのはちょっとね(^^;;

ソフトウェアだけじゃなく、ハードでも H.264 対応のものが多いわけです。デジカメなどの静止画のフォーマットにしても JPEG から次世代のフォーマットに変えようとしても遅々として進まないように、ビデオカメラも H.264 が主流になってしまったので、そうそう簡単に H.264 を駆逐できるものでもないんだけどなぁ‥‥

今後の Google Chrome の動向には注視しますけど、個人的には Safari を使っているので、とりあえずはまったく問題ないんだけどね。Windows は IE 8 が思ったよりも悪くないのでそっちにします。

Google日本語入力、正式版へ

Google は Mac 、Windows など向けに公開している日本語入力システムの Google日本語入力 の正式版をリリースしました。正式版のリリース以降も、より思いどおりの入力ができるように開発を続けていくということです。

Google 日本語入力 がベータ版から正式版になりました。

Google 日本語入力は、昨年 12 月にリリースして以来、多くの方のフィードバックに支えられて、変換精度の向上や機能追加などを繰り返してきました。おかげさまで、Google 日本語入力がベータ版を卒業しましたので、お知らせします。

ベータ版から正式版のバージョンは

Windows 版: 0.14.541.0 → 1.0.556.0
Mac 版: 0.14.541.1 → 1.0.556.1

となっていまして、ボクが利用している開発版は、

Windows 版: 0.14.543.100 → 1.0.558.100
Mac 版: 0.14.543.101 → 1.0.558.101
オープンソース版: 0.13.523.102 → 1.0.558.102

となっているということです。詳しくは Developer Relations Japan Blog に掲載されている「 Google 日本語入力 がベータ版から正式版になりました。 」にあります。