NTTドコモとソフトバンク、不正流通の携帯電話に関する対策を発表

不正流通の携帯電話に対し 10月 よりネットワークの利用制限を行う NTTドコモ と、すでに実施している ソフトバンクモバイル は、オークションなどで購入する際に利用制限の対象になっている端末かどうかを端末の固有番号を入力して確認できるサイトを開設するそうです。

また、オークションサービスを提供する会社と共同で、このシステムを利用し携帯端末の固有番号の記載を義務化することでオークションが利用できるようにする対策も行っていくそうです。

NTTドコモは 10月1日 より確認サイトを開始し、楽天オークションから順次対応していく予定になっています。対応予定のオークションは楽天オークション、ビッターズ、モバオク、Yahoo!オークション。

ソフトバンクモバイルは 2009年度内 の開始予定で、対応予定のオークションは、Yahoo!オークション、楽天オークション、モバオク、ビッターズ、ムスビー。また、この確認サイトが提供されると同時に、Yahoo!オークションで行われているソフトバンクモバイル端末における「端末の発売から12ヶ月未満のものは出品禁止」という制限事項は廃止予定ということです。

NTTドコモ
不正入手された携帯電話機に対するネットワーク利用制限の開始について

ソフトバンクモバイル
不正取得携帯電話機の取引防止に関する さらなる取り組みについて

ソフトバンクモバイル、パケット制限へ

ソフトバンクモバイル は、パケット定額サービスに加入し、一定期間に大量のパケット通信をするユーザを対象とした通信品質確保対策として、通信速度の制限を行うことを発表しました。

対象ユーザに対するこの制限は、2009年12月1日より開始となるそうです。

通信品質確保対策の導入について

ソフトバンクモバイル株式会社では、通信品質およびネットワーク利用の公正性確保のために、パケット定額サービスに加入し一定期間に大量の通信をご利用される一部のお客さまに対して、2009 年 12 月 1 日 (火)より通信速度の制御を実施する場合がありますので、お知らせいたします。なお、通信の切断は行いません。

2009 年 6 月 1 日から、通信速度を制御する試験により、お客さまへの影響とその効果を検証してまいりました。その結果、より多くのお客さまが快適にサービスをご利用いただけることが確認できたため、2009 年 12 月 1 日より正式に運用開始いたします。前々月の月間パケット数が、パケットし放題、パケットし放題 S、パケット定額ライト、パケット定額の場合、300 万パケット以上(PC サイトブラウザ、PC サイトダイレクト利用時は 1,000 万パケット以上)、パケット定額フルの場合、1,000 万パケット以上のお客さまについては、当月 1 ヶ月間、パケット定額サービスが適用されるパケット通信の速度を制御する場合があります。

300万パケット ( PCサイトブラウザ、PCサイトダイレクト利用時は 1000万パケット ) に達するには、それなりに使わないと達成しないとは思われるものの着うたや動画などのダウンロードをすると達成しないわけではないので、微妙なラインかなぁ、と。

ソフトバンクモバイルが、2121万ほどの契約者数 ( 2009年8月末時点 ) でパケット制限をしなければならないっていうことを考えると、ドコモの回線の安定っぷりがものすごくスゴイなぁと改めて実感してしまうっていう感じです。

SoftBank 831N、9月18日発売

ソフトバンクモバイル はソーラーパネルを搭載した SoftBank 831N を 9月18日 から発売するそうです。831N はソフトバンクモバイルでは初めての緊急地震速報に対応した端末となります。

ソフトバンクモバイルの緊急地震速報の開始時期は各都道府県で異なっており、早いエリアでも2009年11月下旬で、東京や大阪などは2010年3月以降の対応となっています。えらく先の話なので、この 831N を買っても、当面は緊急地震速報の恩恵を享受することが出来なさそうです(^^;;;

NECとカシオと日立が携帯で事業統合

NECの携帯電話端末事業とカシオ日立モバイルコミュニケーションズが事業を2010年4月に統合し、NECカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社として携帯電話の製造などを行っていくそうです。

NECの携帯電話端末事業と
カシオ日立モバイルコミュニケーションズの事業統合について

日本電気株式会社(以下:NEC)、カシオ計算機株式会社(以下:カシオ計算機)、および株式会社日立製作所(以下:日立製作所)の3社はこのたび、2010年4月に各社の携帯電話端末事業を統合し、合弁事業として運営していくことに合意いたしました。

いまあるブランドはとりあえず残すそうなので、カシオのG-Shock携帯など個性的な端末は今後も発売されそうですね。いままで au しかなかった端末が、ドコモやソフトバンクモバイルにも出そうだし、その逆もありそうです。

ただ、NECと絡んできたパナソニックモバイルコミュニケーションズは、どう絡んで行くんだろうね‥‥。

のりかえ顔メーカー(笑)

ソフトバンクモバイル が 9月1日 から開始した「 のりかえ割 」のキャンペーンサイトとして「 のりかえ顔メーカー 」をオープンしています。自分の携帯番号を使ってアホらしい似顔絵を描いてくれますが、微妙に笑えますので1度やってみてはどうでしょうか(^^;;

笑えますよ(笑)

ちなみに僕も描いてもらいましたが、たれ眉にグラサンってなんじゃそれ!って感じです(笑) えー、実物は、もっとカッコイイので ( ウソーン 笑 ) 似ておりません。

2010年秋、キャリア間でSMSが利用可能に!

NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDI、沖縄セルラー、イー・モバイルの5社は第3世代 ( 3G ) の携帯におけるショートメッセージサービス ( SMS ) について、事業者間でやり取りできるようにすることで基本的に合意をしたそうです。

各社がそれぞれプレスを発表していますが、代表でソフトバンクモバイルのを引用しておきます。

ショートメッセージサービス(SMS)の事業者間接続検討に関する
基本合意について

2009年9月1日
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
KDDI株式会社
沖縄セルラー電話株式会社
ソフトバンクモバイル株式会社
イー・モバイル株式会社

株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ、KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社およびイー・モバイル株式会社の5社は、本日、現在各社で提供している第三世代携帯電話(3G)におけるショートメッセージサービス(SMS)の事業者間接続の実現に向けた検討を進めていく上での基本事項に関して合意をしました。

SMS は携帯電話の番号で簡単にメッセージのやり取りができてしまうサービスです。便利ですが、1通いくらというように有料になることと、スパムメールも来てしまう可能性が増してしまうかも(^^;;

でも、仕事関係だとメールアドレスを教えるよりもベターだったりするので、SMS がキャリア間で利用できるとなるとやっぱり便利でしょうね。

肝心のサービス開始は2010年秋ということです。まだまだ先だなぁ‥‥(^^;;;

ソフトバンクモバイル、のりかえキャンペーン

ソフトバンクモバイルの MNP での乗り換えや他社携帯を解約しての新規契約を行うユーザに対しての新しいプラン「 のりかえ割 」などを含む「 のりかえキャンペーン 」を9月1日から始めるそうです。

「 のりかえ割 」は MNP かディズニー・モバイルを除く他社携帯を解約してソフトバンクモバイルと新規契約を行ったユーザに対して、ホワイトプランの基本料金を5ヶ月無料にするというものです。

また、加入後の翌々月からの3ヶ月間の請求金額の平均が1万円を超えた場合は、さらに5ヶ月無料となり、最大10ヶ月間無料になるということです。

さらに「 ただともプログラム 」の特典も変更され、ソフトバンクモバイル加入者からの紹介で契約をした場合、お父さんグッズかホワイトプランの基本料金5ヶ月無料のいずれかを選択する形になるそうです。

プレスリリース