iBooksテキストブックに対応したiOSアプリ iBooks 2

Apple は iOS 用の電子書籍アプリ iBooks 2.0 を発表。iPad 向けにデザインされたマルチタッチ対応・フルスクリーン表示の iBooksテキストブック ( 電子教科書 ) に対応しました。iBooksテキストブック は、インタラクティブな図や3Dオブジェクトをテキスト内に盛り込むことが出来て、内容を理解しやすいように表現できるようになっています。米国ではすでに iBooksテクストブック に対応した教科書も売っているので、実際の授業に使うことも可能となっています ( iPad がいるけどねw ) 。

また、文章を指でなぞるとマーカーのようなハイライトをつけることができます。ハイライトやメモしたような部分はノートビューを使って閲覧をしたり、自動的にまとめられて単語カードのようにして見ることもできます。

ただ、まぁ、サンプルで「 Life on Earth 』を落としてみたんだけど iPad 2 ならともかく iPad だと、ちと重いんだよね。もっさりしている感じがあるので、ちとイラッとする感じ。iPad を買い替えなきゃなんないだろうなぁ(^^;;

( ‥‥と、買い替えの口実w でも、コンテンツがないと通用しないケドw )

楽天の電子書籍ストアRabooがSONY Readerに対応

楽天が運営する電子書籍ストア Raboo は、従来の Panasonic 製の電子書籍リーダー UT-PB1 とは別に SONY 製の Reader にも対応することを発表しました。現在、国内で発売されている Reader 4機種 ( PRS-350、PRS-650、PRS-T1、PRS-G1 ) に対応するそうです。

当初は USB で接続して書籍を転送するカタチになりますが、12月中旬をめどに Wi-Fi 経由でダイレクトに購入できるようにするサービスも開始するそうです。ただし、まずは PRS-T1 のみとなり、PRS-G1 は追ってとなるようです。

Amazon、ついに日本語電子書籍を配信か!?

時事通信などによると Amazon が年内にも日本語の電子書籍の配信サービスを開始するという方向だそうです。ただし、残念ながらいまのところ amazon からの正式なプレスはありませんが、同報道によると PHP研究所 などはすでに合意済みで、講談社、新潮社といった大手も価格設定での交渉を進めている段階だそうです。期待したいですね。

SONY、新型Reader PRS-T1/G1を国内発売

SONY はすでに海外では発表済みの電子書籍端末 Reader の新型の日本での発売時期を発表しました。Wi-Fi モデルの PRS-T1 が 10月20日発売で 20000円前後。Wi-Fi + 3G モデルの PRS-G1 が 11月25日 で 26000円前後となります。転送ソフトは Windows だけじゃなく Mac OS X も 10.5.8 以降で対応するようになりました。
新型は基本のところは既存製品と変わらないものの、タッチパネルがピンチにより拡大縮小が手軽にできるようになり、語句の長押しで Wikipedia などの検索にも対応するなど、細かな改良がなされているそうです。

Wi-Fi + 3G モデルの通信料は 1年目 が無料、2年目 が1冊以上購入で無料、3年目以降 は 1050円/年 の定額となるそうです。Webアクセスも可能で、その際は 580円/月 の金額がかかるそうです。回線は KDDI だそうです。

ハードがそれほど悪いとは思わないけど kindle touch が 99ドル ってことを考えると、やはり魅力は薄い。しかも、コンテンツがあまりにも違いすぎて Reader の魅力を感じることは難しい。早々に Reader Store の拡充を期待したいですね! それには出版側を説得しまくらないとね(^^;;

Amazon、3つの新型Kindleを発表!

米 Amazon は電子ブックリーダー Kindle の新型を発表しました。今回はラインナップも増え、3つの Kindle が発表となりました。Kindle Fire、Kindle Touch、Kindle の3機種。それぞれのモデルが戦略的な価格になっていることも相まって、非常に魅力的な端末となっています。

Kindle Fire

Kindle Fire は Android をベースに Amazon のサービスに特化させた Kindle で、7″ の IPS 液晶、デュアルコアプロセッサのプレーヤーとなっています。10万本の映画やテレビ番組、1700万曲の音楽、Kindle 電子書籍や雑誌コンテンツを見たり読んだりでき、それらコンテンツはすべて Amazon のクラウドに保存されるので、好きなときに Fire にダウンロードし、いつでも消して OK 。また必要になったらダウンロードすればいいだけ、、、

便利だなぁ。

Kindle Touch

E Ink touch ディスプレイを搭載し、キーボードレスの Kindle Touch は Wi-Fi モデルが 99ドル。3G + Wi-Fi モデルが 149ドル。辞書検索をアップデートさせた X-Ray 機能は、本の内容と関係したポップアップ表示を行うそうです。Wikipedia とも連携するようです。発売は11月21日。個人的には、この Touch が一番気になりますね。

Kindle

現行の Kindle 3 の後継となる Kindle ( Kindle 4 ? )は 79ドル。Kindle 3 よりも、より高速に、より軽くなっています。以前にあったキーボードは簡素化されて、文字入力はバーチャルキーボードで選んで入力していくようです。Touch と同じようなデザインですが、E Ink はタッチタイプじゃありません。一応、広告表示モデルが 79ドル、非広告モデルが 109ドルで、9月28日より発売開始だそうです。

TSUTAYA GALAPAGOS 改め GALAPAGOS STORE

SHARP は GALAPAGOS 端末向けに CCC ( カルチュア・コンビニエンス・クラブ ) と提携して行なっていたコンテンツ配信サービス TSUTATA GALAPAGOS の持ち分を買い取り、SHARP の完全な子会社として 10月 より運営をしていくそうです。それに伴い社名をガラパゴス ネットワークと改め、ストア名も GALAPAGOS STORE に変更するそうです。

TSUTAYA のようなコンテンツに長けた会社が運営するならともかく、SHARP はメーカーであってコンテンツを取り扱うのは素人同然。まだコンテンツホルダーとしてのメリットがあるはずの SONY の同様のストアを見てもさっぱり盛り上がりを見ないわけなので、この GAKAPAGOS STORE には期待できそうもないなぁ‥‥

GALAPAGOS、完全に終わったかもね。

SHARP、GALAPAGOS端末販売から撤退!

SHARP は GALAPAGOS 端末からの撤退を発表。すでに端末は生産を終了し、9月30日 には販売を終了するそうです。ただ、電子ブック配信サービスとなる TUTAYA GALAPAGOS は引き続き提供されるそうです。

訂正 現端末の生産終了の発表だそうです。端末開発は続けるとのこと。

一般的な店頭販売ではなく通信販売のみという手段や、そもそも電子ブックのラインナップが少なすぎるなど、いろいろと欠点が多かったので撤退はやむなしというところだと思います。電子ブックなんだから、なんだかんだとマルチメディアな端末にせずに、基本に徹した端末であれば、もう少し余命を伸ばせたかも知れないのにね‥‥

メディアタブレット「GALAPAGOS」5.5型/10.8型 販売終了について

SONY、新電子書籍端末PRS-T1を発表

SONY は 6″ E-Ink ディスプレイを採用した新しい電子書籍端末 PRS-T1 を発表しました。従来モデルと比べると、軽くなり、Wi-Fi 802.11b/g/n に対応し、マルチタッチによるスワイプやピンチができるようになったそうです。気になるお値段は 149ドル で、10月の発売予定だとか‥‥ 日本はもう少し先になりそうですね。

それにしても SONY は、どうしてコンテンツの扱い方が下手なんだろう。