パナの電子書籍端末 8月10日より発売

Panasonic が楽天の電子書籍ストア Rabooに対応した電子書籍がメインのタブレット UT-PB1 を、直販サイト PanaSence と Panasonic Selection 楽天市場店 で発売を 8月10日 から開始するそうです。

UT-PB1 は 7″ ( 1024 × 600 ) の液晶ディスプレイを搭載したマルチタブレットとなっていて、電子書籍の閲覧だけでなく音楽、動画、静止画、カメラ、ICレコーダーなど16種類のアプリが内蔵されているそうです。んー? 電子書籍端末にそこまでいるかなぁ?

気になる価格は 34800円 です。

Google Booksを直接DLできる電子書籍リーダーを発表

Google は Wi-Fi から直接 Google eBooks を利用することのできる電子書籍リーダー iriver Story HD が発売される発表。米国のみで利用できるもので、139.99ドル で提供されるようです。iriver Story HD は 768 × 1024 ドットの 6″ E-ink ディスプレイに QWERTY キーボードを備えています。対応する電子書籍フォーマットは PDF / EPUB / TXT / FB2 / DJVU 。Comics Viewer で ZIP(JPG/BMP/PNG/GIF)、DOC / DOCX / XLS / XLSX / PPT / PPTX / HWP にも対応しているそうです。

従来はパソコンで、電子書籍をダウンロードし、転送をする必要があった Google eBooks を電子書籍リーダーだけで利用できるようになるのは相当便利だと思います。ただ、著作権などの理由から米国でしか利用できないのは残念ですね。

The first Google eBooks-integrated e-reader: iriver Story HD

Starting this coming Sunday, July 17, the iriver Story HD e-reader will be available for sale in Target stores nationwide and on Target.com. The iriver Story HD is the first e-reader integrated with the open Google eBooks platform, through which you can buy and read Google eBooks over Wi-Fi.

パナソニック、電子端末を参考出展

Panasonic は「国際電子出版EXPO」で、電子書籍端末 UT-PB1 を参考出展しているそうです。来月上旬に楽天が電子書籍ストアをオープンする時期に発売を予定しているようです。電子書籍業界に再参入。3度目の正直となりますか、2度あることは3度あるになるのか、Panasonic のヤル気をみたいですね。

UT-BP1 は Android 2.2 をベースにしてあるようですが、アプリなどを自身で追加できるなどのことはできないようです。ただ、メーラーやブラウザなどのアプリはプリインストールされています(というか、こういう端末にメーラーなんかが必要とはまったく思えませんが‥‥)。

個人的には、この端末にはガッカリしています。楽天も Nook のような端末を Panasonic に要望すればいいのに‥‥

SONY Readerが.book形式に対応

SONY は電子書籍端末 Reader をアップデート。新たに .book 形式をサポートしました。これにより計6000タイトルの電子書籍が加わる予定なんだそうです。アップデータはすでに提供済みとなっていますので、Reader ユーザはアップデートされるといいですね。

電子書籍リーダー「Reader™」 ドットブック(.book)フォーマットのサポートを開始

 ソニーは、国内市場において発売している電子書籍リーダー「Reader Pocket Edition™ (リーダー ポケット エディション)」および「Reader Touch Edition™(リーダー タッチ エディション) 」向けに、本日よりドットブック( .book)フォーマット対応のアップデートプログラムの提供を無償にて開始いたします。「Reader™」サポートページ: http://www.sony.jp/support/reader/

講談社による .book 形式のコミックも配信されるそうで、『あしたのジョー』や『のだめカンタービレ』などのラインナップとなっているようです。国内の電子書籍が低迷を続けている最大の理由はコンテンツ不足。こういったコミックが起爆剤になるといいですけど、もっとパンチのあるコンテンツはないのかなぁ?

各社の思惑は当然ありますが、それよりもまずは市場を作ることに注力を注いでほしいですね。

SONYら4社、電子書籍で相互サービスを予定

SONY とパナソニック、紀伊国屋、楽天の4社は電子書籍の利便性向上に向けた取り組みで合意。今年後半からそれぞれが提供する電子書籍端末及び電子書籍のストアの相互接続を計画しているそうです。

具体的にどのフォーマットにするかなどの仕様は明らかにされていないものの、どの電子書籍のストアで購入したにせよ、ユーザが一元管理できるような仕組みを提供してくれるそうです。端末側もマルチフォーマットに対応するなど柔軟に対応してくれるそうです。

ただ、まぁ、どのような仕組みやサービスであろうとコンテンツの量と利便性が悪かったらユーザはついてこない。正直、いままで散々裏切ってきたメーカーが名を連ねているので期待はできないけれど、いい意味で期待を裏切って、電子書籍が時代を創り上げてほしいですね。

紀伊國屋書店、ソニー、パナソニック、楽天
電子書籍の利便性向上に向けて、共同で取り組むことに合意

–電子書籍端末や電子書籍ストアの垣根を越えた、
利用環境の実現を目指す–

 株式会社 紀伊國屋書店(代表取締役社長 高井 昌史)、ソニー株式会社(代表執行役 会長 兼 社長 CEO ハワード・ストリンガー)、パナソニック株式会社(代表取締役社長 大坪 文雄)と、楽天株式会社(代表取締役 会長 兼 社長 三木谷 浩史)の4社は、日本における電子書籍サービスについて、お客さまの一層の利便性向上を図り、普及・拡大を加速するため、以下の取り組みを検討していくことに合意しました。

Kindle、ついに紙を上回る!

米 Amazon が、同社の Kindle 向けの電子書籍が紙で印刷されているハードカバーやペーパーバックの合計の販売部数を上回ったと発表しました。現在のところ95万冊以上の電子書籍が販売されているということで、充実したコンテンツのある市場にはしっかりとした根がはえているんでしょうね。

Amazon.com Now Selling More Kindle Books Than Print Books

Kindle with Special Offers for only $114 is already the bestselling member of the Kindle family
SEATTLE, May 19, 2011 (BUSINESS WIRE) —

(NASDAQ:AMZN)–Amazon began selling hardcover and paperback books in July 1995. Twelve years later in November 2007, Amazon introduced the revolutionary Kindle and began selling Kindle books. By July 2010, Kindle book sales had surpassed hardcover book sales, and six months later, Kindle books overtook paperback books to become the most popular format on Amazon.com. Today, less than four years after introducing Kindle books, Amazon.com customers are now purchasing more Kindle books than all print books – hardcover and paperback – combined.

また? 電子書籍配信サービスが開始 > 2Dfacto

トゥ・ディファクトは携帯端末向けの電子書籍の配信をする 2DFacto を 1月21日 からオープンするそうです。トゥ・ディファクトは、NTTドコモ、大日本印刷、CHIグループの3社が設立した共同事業会社だそうです‥‥。

トゥ・ディファクトによる電子書籍サービスを開始
-ドコモ スマートフォンなど向けに電子書籍ストア「2Dfacto(トゥ・ディファクト)」を開設し、電子書籍サービス「honto(ホント)」を本格展開-

DNP、ドコモおよびCHIの共同事業会社であるトゥ・ディファクト(2010年12月21日設立)は、「読みたい本に必ず出会える」「読みたい本を読みたい形で読める」を実現するため、既にDNPが提供している電子書籍サービス「honto(ホント)(以下honto)」を利用し、ドコモ スマートフォンなど向け電子書籍ストア「2Dfacto(トゥ・ディファクト)(以下2Dfacto)」を、2011年1月12日(水曜)より開設いたします。

コンテンツは当初2万点からスタートするそうですが、春までには10万点に拡大されるそうです。であるなら、個人的には春に10万点揃ってからオープンしたほうが正直良いと思うな。

一応、こちらのコンテンツは XMDF、.book、BS Reader など様々なフォーマットで配信される予定になっているそうです。それは良いとは思うんですけど、要はどんな端末でも読めるっていうことが肝心なわけですから、フォーマットの多さよりも、とにかく PC でも ケータイ でも 電子書籍端末でも、どれでも読めるようになるといいですよね。

EPUB、日本語対応へ。縦書きも利用可能。

毎日新聞によると米電子書籍標準化団体である IDPF ( 国際電子出版フォーラム ) の電子書籍フォーマット EPUB が、来年5月ごろに日本語に正式に対応することがわかったそうです。

現状の日本国内の馬鹿げたフォーマット争いは単純に普及への足かせでしかないわけで、世界標準のものを利用すれば、日本の優れたコンテンツが海外にも進出しやすくなるわけで、コンテンツホルダーにとってもメリットがあり、ユーザにとっては大きなメリットとなる。電子書籍は来年こそが元年であると信じたいですね。

世界標準、日本語も対応 EPUB縦書き可能に

 米電子書籍標準化団体「国際電子出版フォーラム(IDPF)」の電子書籍の閲覧方式「EPUB(イーパブ)」が来年5月、日本語に正式対応することが28日、分かった。米アップルの「iPad」が採用するなど事実上の世界標準となっているが、日本語などの縦書きを想定しておらず、国内では普及していなかった。日本語対応したイーパブを国内の出版社や電子書籍端末のメーカーが採用すれば、開発にかかる時間や費用を大幅に抑えられ、電子書籍のさらなる普及に道を開くことになる。【宇都宮裕一、南敦子】

iPad もそうですけど EPUB だったら SONY の Reader も対応していますから、電子書籍としてだけ考えるなら iPad よりも Reader のほうが個人的には好みなので、きっと Reader を買うんだろうなって思います。